まーまとれーど

夫は個人事業主(兼業)、妻は個人投資家(専業)のでこぼこ夫婦。

会社員でもできる節税対策

f:id:trader-life:20180427120603j:plain

個人事業主であり、会社員として働く兼業起業家の夫。

 

夫の事業の確定申告を手伝っているうちに「節税」に興味がわき、以下の節税対策本2冊読みました。

 

 

の2冊です。

 

 

まず、『税務署が嫌がる「税金0円」の裏ワザ』の第1章を読んだだけで、税金がどんどん腹ただしくなってきます。

 

日本の場合は、中流層以下に非常に厚くかかるようなシステムになっています。

だいたい収入の半分は何らかの形で税金もしくは税金もどきで取られてしまっているのです。

 低所得者層にとっての負担率は、日本が世界で一番高いのです。

 

 

(出典:大村大次郎(2012)『税務署が嫌がる税金0円の裏ワザ』p.21,双葉社.)

 

大企業とお金持ちだけが得をし、低所得者層や中流層以下に税負担率が厚くかかるシステムなんだそう。

 

 お金にうるさい人は、税金にとてもうるさいものです。

 税金というのは、下手をすれば収入の半分を持っていかれるものです。これをうまく制するかどうかで、金銭的な面はまったく違ってきます。

 

 

(出典:大村大次郎(2012)『税務署が嫌がる税金0円の裏ワザ』p.30,双葉社.)

 

 

 税制というのは、黙っている人や、大人しい人が損をするようになっているのです。

そして、税金の知識を仕入れて、際どいこと、小賢しいことをする人が得をするようになっているのです。

 

(中略)

 

 また税金をつかさどる税務署という機関、ここもまた小賢しいところであります。税務署は、少しでも多くの税金を取るのが仕事です。表向きは、「公平で円滑な税務行政」という看板を掲げていますが、本質的には、「とにかく税収を上げる」という目的を持っています。税務署にいた私がいうのだから間違いありません。もし異論がある税務署員がいたら、名乗り出てほしいものです。

 

 で、税務署というところはズルイことに、税金を取ることには絶対に手を抜かないくせに、税金が安くなることに関しては、なかなか広報しないのです。

 

 

(出典:大村大次郎(2012)『税務署が嫌がる税金0円の裏ワザ』pp.33-34,双葉社.)

 

 払うべき税金は払うべきですが、払わずに済む余計な税金まで取られないよう、知識をつけて抵抗せねば!!

 

第1章を読んでる途中で、税金が腹ただしくなり

 

「もう、わかったから、早く節税方法を教えてくれ!!」

 

と、なってきました。

 

 

 お金を増やす方法は、実は2つしかありません。

 収入を増やすか、経費を減らすか、です。(p.47)

 

 

 サラリーマンの経費の中で、もっとも大きいのが税金と社会保険料なのです。先ほどもいいましたように、40%もありますからね。

 これを削ることが、すなわちサラリーマンの実質的な収入を増やす、ということになるのです。(p.48)

 

 

 サラリーマンの場合、収入は自分ではあまり動かせませんが、所得控除はけっこう動かせます。

 所得控除というのは広範囲で認められており、これをうまく使えば、けっこう節税になるのです。しかし、サラリーマンはせっかく使える所得控除をみすみす見逃しているケースが非常に多いのです。(p.51)

 

 

(出典:大村大次郎(2012)『税務署が嫌がる税金0円の裏ワザ』pp.47-51,双葉社.)

 

ということで、

「いかに所得控除を増やすか」がサラリーマンにとっての節税になるようです。

 

(個人事業主でも基本は同じですね)

 

第1章では、サラリーマンにとって基本的な所得控除について書かれてます。

 

(ごく一般的な控除ですので、ネタばれというほどでもないだろうから、ここで書いても問題ないでしょう)

 

まとめると

 

  1. 扶養控除
  2. 社会保険料控除
  3. 生命保険控除(←個人年金も控除できる)
  4. 地震保険控除
  5. 医療費控除

 

の、5つです。

 

(くわしくは本をご参照ください )

 

 

利用できる節税は、漏れなくきっちり利用するスタンスでいます。

 

だからといって

 

「最大限の節税の恩恵を受けるためにムダな保険に入る」なんてことはしません。

 

たとえば……

 

 生命保険料控除は、掛け金が年間8万円のとき、控除額は最高の4万円となります。掛け金をそれ以上増やしても、控除額は4万円が限度です。なので、生命保険の掛け金は年間8万円にするのが、もっとも節税効率が高いといえます。

 年間8万円ぴったりの生命保険などはないと思われますが、だいたい8万円になるように狙っていけば、最大の利益が得られるわけです。

 

 

(出典:大村大次郎(2016)『知らないと損する給与明細』p.89,小学館.)

 

だとしても、ムリして8万円ギリギリを狙う必要ありませんね。

 

ムダな保険には入らず毎月の貯金を残すことの方が大切でしょう。

 

あくまで……

 

1万2万の節税効果より1万2万を確実に貯金することの方が重要でしょう。

 

「お金を残すこと」が本来の節税の目的なのですから。 

 

(「生命保険控除のため(節税のため)にムダにお金払う」=「ポイントのためにムダに買い物する」のと同じようなワナにはまらないように注意、ですね)

 

 節税が目的ではなく、「お金を残すための節税」にとどめましょう

 

 

ところで…

 

先ほどの5つの控除について、わが家の状況はというと……

 

***

  

1.扶養控除 ⇒ 〇

 

きちんとやってる。

特に同居老親の控除が大きい。

 

(同居老親の扶養控除は58万円)

 

扶養控除というのは、家族などを扶養しているときに、1人当たり38万円の所得控除を受けられるというものです。

 扶養家族が1人増えると、平均的なサラリーマンでは所得税、住民税合わせて約8万円程度、税金が安くなります。社会保険料も減額されますので、10万円以上の節税ということになります。

 所得控除の中で、もっとも節税効果が大きいのは扶養控除なのです。

 

 

(出典:大村大次郎(2012)『税務署が嫌がる税金0円の裏ワザ』p.53,双葉社.)

 

うちは4世帯同居してますが、住居費の節約以外に同居老親を扶養に入れることで、大きな節税効果になることも同居生活のメリットですね。

 

 

 

2.社会保険料控除 ⇒ 〇

 

やってる。

基本的には夫の勤務先でやってくれるので、合ってるか確認する程度。

 

家族の分も払ってるなら、家族分もちゃんと控除しましょう。

 

 

3.生命保険控除 ⇒ 〇

 

夫婦分やってる。

最大限までやってるわけじゃないけど、ムダない保険に入った上で、それなりに控除されてる。

 

家族の分も払ってるなら、家族分もちゃんと控除しましょう。

 

個人年金はやってません。

 

 

 

4.地震保険控除 ⇒ △

 

同居の両親が払ってて、うちらは払ってないのでやってません。

 

(両親のうち働いてる方が、年末調整の時控除してるようです)

 

将来、うちらが払うようになったらやる予定。

 

 

5.医療費控除 ⇒ △

 

大きな医療費がかかった年は、きちんとやってる。

 

(今までに出産時と手術時の2回)

 

「セルフメディケーション税制」は、対象商品を買ってないのでやったことない。

 

 

 ***

 

5つの控除について、わが家の状況は以上です。

 

 

また、第3章では「住宅ローン控除」の話も出てきます。

 

 この住宅ローン控除とは、実は強力な節税アイテムなのです。

 どれほど強力かというと、平均的な収入のサラリーマンが3000万円程度のローンを組んで家を購入すれば、所得税はほとんどゼロになってしまうのです。それが10年間も続くのです。

 

 

(出典:大村大次郎(2012)『税務署が嫌がる税金0円の裏ワザ』p.121,双葉社.)

 

家を買ってないんで、うちは住宅ローン控除とは無縁ですが……

 

家を買った周りの人には教えてます。

 

 

そして

 

  • 第2章 副業で赤字を積み上げる
  • 第3章 不動産経営という黄金の方法
  • 第4章 自営業者の恩恵が思いのままに

 

と、続きます。

 

(このあたりの内容がこの本の醍醐味でしょうから、くわしくは本をご参照ください)

 

  

また、『知らないと損する給与明細』も読みました。

 

この本は「ふるさと納税」や「確定拠出年金」についても書かれてるので、こちらの方がおすすめです。

 

こちらも小賢しい知識がつまっていて、けっこう好きです(笑)

 

2冊読んだんですが、新たな知識という点ではちょっと物足りなさがあるものの、知識の総復習という点ではよかったです。

なにより、節税することのモチベーションがグッと高まりました。

 

すぐにできる節税は確実にすること

この心意気でいきたいと思ってます。

  

税金はわかりにくくするためか、複雑でころころ変わるので、定期的に調べていくことが必要ですね。

 

(本に書かれていても、時がたてば変わったり廃止されたりするしね)

 

合法的に活用できるものは、きっちり活用せねば

 

 

 

今回紹介した2冊は、会社員でもできる節税対策がギュッとつまってます。

定期的に読んで、節税対策の漏れがないか確認することにします。