まーまとれーど

夫は個人事業主(兼業)、妻は個人投資家(専業)のでこぼこ夫婦。

その不労所得は何所得?雑所得?一時所得?

 

 

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【基本】所得の種類10

 

個人の所得の種類は

 

「利子・配当・不動産・事業・給与・退職・山林・譲渡・一時・雑」

 

の10種類です。

 

 

その不労所得は何所得?

 

 過去にウチに入ってきた不労所得はこんな感じです。

 

 

 

これらの不労所得にプラスαして、

「これらの不労所得(+α、その他もろもろ)が何所得になるのか」をまとめました。

 

 

  • 【アフィリエイト・ブログ収入】:専業主婦の小遣い稼ぎや会社員の副業としてやるなら「雑所得総合課税」、事業としてやるなら事業所得(※事業として認められるかは税務署の見解による。)

 

  • 【配当金(上場株式)】:配当所得(「特定口座」内で損益通算可能で「源泉徴収あり」なら申告不要だが、本人の選択により配当控除の申告をすることもできる。※「申告不要総合課税申告分離課税」のいずれかを選択できる。)

 

  • 【貸株金利】:「雑所得総合課税」(「特定口座」内であっても損益通算できません。他の「雑所得:総合課税」の中での内部通算は可能。)

 

  • 【株・投信の売却損益】:「譲渡所得申告分離課税」(「特定口座」内で損益通算可能。)

 

  • 【先物・オプション・FX(為替差損益・スワップ金利)・CFD】:「雑所得申告分離課税」(「雑所得:総合課税」との損益通算はできません。)

 

  • 【為替取引や外貨預金での為替差損益】:「雑所得総合課税

 

  • 【外貨預金の利息】:「利子所得源泉分離課税」(源泉徴収されるので確定申告不要。※国内金融機関の場合にかぎる。)

 

  • 【仮想通貨】:「雑所得総合課税

 

  • 【アンケート・ポイントサイト収入】:「雑所得総合課税」、事業としてやるなら事業所得(※事業として認められるかは税務署の見解による。)

 

  • 【証券会社のキャンペーンでもらったお金】:一時所得

 

  • 【クレジットカードのポイント】:? 一時所得か?(※一時所得か雑所得かは、今のところ見解が分かれるそうです。今後国税庁からはっきりした見解が示されればそれに従いましょう。)

 

  • 【ふるさと納税の返礼品】:一時所得

 

  • 【競馬の馬券の払戻金】:一般的には一時所得 (※外れ馬券の購入費用は必要経費として控除できません。)ただし、場合によっては 雑所得(※国税庁のサイト:『競馬の馬券の払戻金に係る課税について|国税庁』では、一時所得か雑所得になるかは「馬券購入の期間回数頻度その他の態様利益発生の規模期間その他の状況等の事情を総合考慮して区分されます」と書かれてます。あきらかに事業レベルでやってる場合は、雑所得になるかもです。)

 

  • 【一口馬主の収入】:雑所得(※受け取り分配総額と収入金額は必ずしも一致しないので、確定申告用書類で年間の収入を確認しましょう。)

 

  • 【株主優待】:雑所得

 

  • 【懸賞や福引でもらった賞品や賞金】:一時所得

 

  • 【宝くじ】:非課税

 

  • 【通院・入院・手術給付金】:非課税(※医療費控除の際は、給付分を支払い医療費から差し引く。)

くわしくはこちら ⇒『【医療費控除の注意点2つ】医療保険金を受け取った時は?医療保険金の受け取りが翌年になってしまう時は? /**記事準備中**/

 

  • 【満期保険金(解約返戻金)】:一時所得(※保険料を支払った本人が一時金として受け取る場合にかぎる。保険料の支払者(契約者)と受取人が違う場合、贈与税となり税金的に不利になることもあるまた、年金方式で受け取る場合、課税方式が変わる。)

くわしくはこちら ⇒『満期保険金にかかる税で損しないための基礎知識 受取人によって異なる税額 | ZUU online

 

  • 【災害給付金】:非課税(※雑損控除の際は、給付分を被害額から差し引く。)

 

  • 【生命保険の死亡保険金】:被保険者と保険料の支払者(契約者)と保険金受け取り人の関係によって、「所得税相続税贈与税」のいずれかが課税される(所得税の場合、一時金として受け取るなら一時所得、年金方式で受け取るなら雑所得になる。)

くわしくはこちら ⇒『死亡保険金を受け取ったとき|国税庁

 

  • 【慰謝料・賠償金】:原則非課税(※事業用資産の損害に対する損害賠償金は別)

くわしくはこちら ⇒『加害者から治療費、慰謝料及び損害賠償金を受け取ったとき|国税庁

 

  • 【結納金・祝い金・慶弔金・見舞金・お年玉(いずれも品物含む)】:原則非課税(※社会通念上相当と認められるものにかぎる。結納金の場合は常識の範囲内で、結婚準備資金として使うこと。高額な場合は贈与税や相続税の対象となるケースも。)

 

  • 【オークションやリサイクルショップで不用品を売って得たお金】:原則非課税(※家にあった不用品を処分した場合にかぎる。仕入れして売ったり、自分で作って売ったり、宝石・貴金属・美術品・骨董品等を売った場合は課税対象となる。)

 

上記のとおり。

 

 

かなりざっくり言うと、

「たまたま今回だけ一時的に受け取ることができた金品」が一時所得といった感じです。

 

以下、雑所得一時所得の補足をします。

 

 

雑所得について補足

 

雑所得の申告の対象となる人

 

雑所得は会社員(他に収入がない場合)なら年20万円以内、専業主婦なら年38万円以内であれば所得税非課税のため確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要です(←ここ間違えやすいんで注意)。

 

(*確定申告する人は住民税の申告は不要です)

 

また

 

雑所得が非課税枠内であっても、

以下の場合は全ての雑所得を申告する必要があります

 

  • 医療費控除など別件で確定申告する必要がある場合
  • 2カ所以上から給与をもらってる場合
  • 給与が2,000万円以上の場合

 

上記のとおり。

 

 

ウチの場合は……

 

夫はここ数年、毎年確定申告する必要があるので、たとえ2円の雑所得であってもきっりち申告してます。

 

主婦であるわたしも確定申告するほどの収入がない年でも、住民税の申告はしてます。

 

(住民税の申告は、住民税の非課税枠内の収入ならば申告不要とする自治体もあれば、収入ゼロであっても住民税の申告をしましょう、とする自治体もあるので住んでる地域のホームページなどでご確認を)

 

 

雑所得の内部通算について

 

雑所得は給与所得や他の種類の所得との損益通算はできません

雑所得内だけでの内部通算ができます

 

(「源泉徴収ありの特定口座」内で受け取る貸株金利であっても、株の売却損との損益通算はできませんので、確定申告の必要がある場合もでてきます)

 

雑所得内だけでの内部通算ができますが……

 

総合課税の雑所得」は、「申告分離課税の雑所得」との損益通算はできません。

(「申告分離課税の雑所得」は、「総合課税の雑所得」との損益通算はできません)

 

たとえば……

 

仮想通貨は「総合課税の雑所得」、

FX(為替差益損・スワップ金利)は「申告分離課税の雑所得」なので

 

FXで100万円稼いで仮想通貨で110万円損しても、雑所得の内部通算ができないため、FXの100万円に対してきっちり税金がかかります。

 

support.coin.z.com

 

仮想通貨の110万円の損失は給与所得との損益通算もできません。

 

(*他に「総合課税の雑所得」があったら、その分との内部通算はできる)

 

この辺の損益通算の兼ね合いを考えて、投資先を選ぶことも節税においては大事になってきますね。

 

あくまで「節税」という視点から大事であって、稼げるなら雑所得でもなんでもいいと思いますけどね、稼げるなら……

 

(損失になった時、節税できなくなるだけなんで……)

 

あと、「総合課税の雑所得」で稼ぎ過ぎた場合、給与所得と合算して総合課税となる(すなわち所得が多いほど税率が高くなる)ので、どんなに稼いでも税金が一律の分離課税より税金的に不利になりますが、まあ、稼ぎ過ぎた場合の話なんで……そこまで気にする必要もないかと。

 

大金を稼ぐ前提ならば、仮想通貨より分離課税のFXや株の方が節税できますけど、稼げるならなんでもいいと思いますけどね、稼げるなら……

 

逆に他に収入のない会社員や専業主婦が、「総合課税の雑所得」である仮想通貨・アフィリエイト・ブログなんかで非課税枠内で稼ぐ分には節税できますね。

 

(どうせチャレンジするなら、上を狙っていきたいものですが……一生懸命頑張った結果、非課税枠内ほどしか稼げなくても「それはそれで節税できるからヨシ」と思えるね、って話)

 

 

一時所得について補足

 

一時所得には50万円の控除額があるので、

 

一時所得は控除額の50万円を超えなければ非課税です。

 

計算式は……

 

総収入金額 ー 収入を得るために支出した金額 ー 控除額50万円 = 一時所得の金額

(*参照:『一時所得|国税庁』)

 

 

たとえば……

 

競馬の払戻金(一般的な範囲で競馬を楽しむ場合にかぎる)は一時所得になり、所得額から控除額の50万円分を差し引くことができます。

 

ただし

 

100万円勝った後に110万円負けても、110万円負けの分は経費とみなされないので損益通算はできず、勝った100万円に対してきっちり税金がかかります。

 

(一時所得の場合、外れ馬券の購入費用も必要経費として控除できません)

 

競馬は税金的にかなり不利なので、お遊び程度にとどめた方がいいかもしれませんね……

 

 

また

 

満期保険金(解約返戻金)については、それまで払い込んだ保険料を収入額(満期保険金)から差し引くことができるため、払い込み保険料より増えた分だけが課税対象となる。

 

そこからさらに50万円分の控除額を差し引くと、課税対象額がゼロ円になるケースが多い。

 

先ほどの計算式に当てはめると……

 

総収入金額【満期保険金】 ー 収入を得るために支出した金額 【それまで払い込んだ保険料】ー 控除額50万円 = 一時所得の金額

 

となる。

 

保険料の支払者(契約者)と受取人が違う場合、贈与税となり税金的に不利になることもあるので注意ですね。 

また、一時金としてではなく、年金方式で受け取ると課税方式が変わるので注意ですね。

 

 

個人的に気になった所得は…

 

ふるさと納税の返礼品が一時所得なので、50万円を超えなければ非課税とわかってホッとした。

 

うちはふるさと納税自体を50万円以上することがないので、返礼品に対してまず税金がかかることはないな。

 

(納税相当額以上の返礼品がもらえることは、まずないんで……)

 

 

あと、家にある不用品を処分するために売る分には、税金がかからないんだね。

 

ウチは同居生活してるということもあって、不用品がかなりたまってます。

人生の節目節目で一気に処分するパターンが多いです。

 

(子ども用品は売るより欲しい人にあげてます)

 

オークションで一品一品コツコツ処分していけば小遣い稼ぎ(不労所得)にはなるだろうけど、なにせやり取りがめんどうで……

 

自分の数百円の利益より、身近な人にあげればその人は買わずに済むのだしね。

 

「不用品を売って小遣い稼ぎ」は不労所得を得る手段の1つになりえますが、今は優先順位が低いので、今後も売ることよりも身近に欲しい人がいたら譲ることを優先させます……

 

もちろん、機会があれば節目節目でリサイクルショップにまとめて売っていこうと思う。

 

(「小遣い稼ぎ」というよりは「不用品を処分できればオッケー」という目的なので、二束三文でも売るだろうけど)

 

 

あと……株主優待は雑所得なんだね。

 

 

 

うちは株主優待を1度ももらったことがないから大丈夫なんだけど、懸賞当てまくったり優待目的で株買ってる主婦の方は多いですが、申告のことまでちゃんと考えてるんでしょうかね……

 

もともと「優待よりも金をくれ !」派でしたけど、

優待が雑所得だと知って、ますますこの思いが強くなりました。

 

優待よりも配当金か「会社の成長による株価の上げ」で利益をくれた方がよっぽどいいと思うんですが……

 

まあ、優待株だけで億万長者になったお方も実際おられますので、稼げるならなんでもいいでしょうね、稼げるなら……

 

 

いろいろな所得がある中で、「税金のかからない宝くじに当選して一攫千金が1番お得」なんでしょうが、再現性がゼロに近い(むしろ、払ったお金に対してマイナスになる可能性が高い)ので、「じゃ、やろう」とはならないです……

 

「再現性のある中でお得な方法」を考えた結果、わたしが出した結論はこうなりました☟

 

【関連記事】

 

(その「株で稼ぐのが難しいんだよ…!」って問題はあるんですが)

 

 

うっかり脱税しないでね……

 

これらの所得はこの記事を書くために調べたというより、

日々の生活の中で

 

「え?これって税金かかるんじゃね?」

「これって何所得になんの?」

 

って疑問に思って、そのつど調べてきたかんじです。

 

(けっこう神経質ですかね……?)

 

 

多額の株主優待をもらって、その金額公開しているにもかかわらず申告していない方もいるようですが、それって脱税なんじゃないの……??

 

それでいいの……??

グレーなの……??

 

わたしの考え方として

 

脱税するくらいなら多く税金払った方がマシ

 

という考えが根底にあるんで……

 

できるだけ節税はしますが、申告すべき所得については1円でもきっちり申告するわたしを見て夫は…

 

「そんなもん、いちいち申告する人っていんの?!」

 

と、ツッコんできますが……

 

そんな大ざっぱな夫の確定申告は、神経質なわたしがきっちりやってるんで大丈夫のはず……

 

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