まーまとれーど

夫は個人事業主(兼業)、妻は個人投資家(専業)のでこぼこ夫婦。

お金持ちのライフスタイルが知れる本【投資家目線でのチョイス】

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以前、「成功したければ成功者の真似をする」という記事を書いてます。

 

「お金持ちになるにはお金持ちの真似をする」

 

これが近道であると。

 

となると

 

知りたいのは、そのお金持ちのライフスタイル。

 

  • どのようにお金を稼いでいるか
  • どんな投資をしているか
  • どんな生活をしているか

 

それが知りたいのだよ。

 

 

「どのようにお金を稼ぎ、どんな投資をしてるか」は、億投資家さんや億トレーダーさんのブログを見れば、わりとくわしく知ることができます。

 

でもね……

 

ネットで検索してもなかなか「お金持ちがどんな日常をすごしているか」出てこない……

 

どんなものを食べ、

どんな車に乗って、

どんな趣味をもって、

どんな休日のすごし方をしてるか

とかのね。

 

お金持ちでないであろう人が書いたお金持ちのライフスタイルについての記事は、もちろんたくさんある。

 

だけど

 

お金持ちじゃない人の考えをいくら聞いても、お金持ちのホントのところはわからないじゃん…?お金持ちが書いてる記事じゃなきゃダメじゃん…?

 

でも、お金持ちがそうそう「好きな食べ物」とかの記事書かないじゃん…?

 

それでも、億投資家さんや億トレーダーさんのブログをくまなく読んで、「どんなものを食べてどんな趣味をもっててどんなところへ旅行してるか」なんてチェックしつつ、お金持ちのライフスタイルを想像してるわけです。

 

あくまで断片的なところを見ての想像にすぎません。

 

また、「身近に同世代の億万長者がいる」ものの、そのライフスタイルはよ~く知ってますが、サンプルが1世帯ではこの人たちが例外な可能性もある。

もっと多くのお金持ちから統計取りたいじゃん…?

 

あと、Huluの海外TVで、「有名お金持ちセレブの日常」のドキュメンタリー番組をやってたんで全部見てたんですが、お金の使い方がド派手過ぎて全然参考にならなかった……

 

(バフェットのお金の使い方とは全然違う……わたしの知りたいお金持ちのライフスタイルとは全然違う……)

 

 

わたしの知りたいお金持ちのライフスタイル、どこにあるんでしょうか?!

 

 

ずーっと探してきました。

 

で、やっと出会えました。この本に。

 

 

この本のいいところは、サンプルを取るため、1,371人もの本物の億万長者から統計をとっているところです。

 

統計なので、著者の考えではありません。

 

多くの統計はより精度を高めますし。

 

しかも、「どんな車に乗ってるか・どんな家に住んでるか・どんな趣味をもってるか・休日は何をしてすごすか」とか、

まさにわたしの知りたいお金持ちのライフスタイル(かなり細けえ)が書かれてるし。

 

くわしくは書ききれませんが、印象に残った部分を紹介します。

 

億万長者の多くは仕事中毒ではないし、ハリウッド映画が描くような派手な暮らしぶりをしている人はほとんどいない。忘れてはならないのは、億万長者とは、高い収入を稼ぎ出し、資産を貯えることに成功した人たちだという事実である。だから当然、この二つに関連した事柄に最も時間を割いている。たとえば、資産運用計画を練ったり投資アドバイザーに相談したりといったことにだ。しかし、それ以外においては、データが示しているとおり、一般の人と何ら変わりない生活を送っている。(中略)

 

 典型的な億万長者というのは、いたって質素なもんだよ!(p.336)

 

 

調査対象となった一カ月間はゴルフ・シーズンだったにもかかわらず、ゴルフをしたと答えた億万長者は四五%で、すべての活動のなかでも一三位にとどまっている。これに対して、ミリオネアたちの六一%がチェックマークを入れているのがーー

 

 自分の子供や孫のプレーするスポーツを観戦する。

 

(中略)ただし、億万長者たちはただ単に愛情のみからそうするわけではない。(中略)定期的な運動が、健康な身体と健全な精神づくりに役立つことは言うまでもないだろう。

 こうした理由から、億万長者の大半は自分の子供たちにスポーツをやらせている。円満な人格形成の一環として、スポーツは必要と考えているからだ。(中略)より子供を愛しているからというわけではなく、時間をどう使い、何を優先させるかの考え方の問題なのである。

 

 純資産レベルが高い人ほど、子供のプレーするスポーツを観戦する頻度が高くなる。

 

 これはどういう理由からなのか?それは、資産レベルが高い人ほど、自由に時間配分を決められる立場にあるからだ。(pp.340-342)

 

 

 人は同時に二つの場所にいることはできない。だから、子供の野球を観ながら、ブルックス・ブラザーズのような名門百貨店で買い物はできないし、カジノでスロットマシンを楽しむのも不可能である。この考え方が、億万長者たちの安上がりなライフスタイルの根底にある。(p.342)

 

 

(出典:トマス・J・スタンリー(2001)『なぜ、この人たちは金持ちになったのか』広瀬順弘訳,pp.336-342,日本経済新聞社.)

 

この本に書かれてるお金持ちのライフスタイルは、わりと私たちとなんら変わらないかんじでした。

 

ライフスタイルはみんなと同じでも、資産額が桁違いなのは、その「考え方」にあるようです。

 

なんとなくやってたり、お金がないから選択肢が他にない状況とは違い、

明確な目的をもって、あえて安上がりなそれを選ぶ」という行動。

 

この本に書かれてる考え方やライフスタイルを、積極的に取り入れてこうと思いました。

 

*** 

  

あとですね

 

お金持ちという名目ではないが、天才や成功者(結局お金持ちなんでしょうけど)の日常やルーティンがのってる本も、けっこう学べることがありました。

 

 

全部が全部じゃないですが、

「ルーティン = 自己鍛錬」なんだと感じる部分もありました。

 

天才たちの早寝早起きや散歩の日課は、その効果を感覚として分かっていて続けていて、「一定のリズムを保つ淡々とした日常が創造的な仕事につながる」メカニズムが、なんとなく理解できたような気がします。

 

科学的根拠が示されてるわけではないですが、天才たちの日課をまとめると、

「淡々とした一定リズムのくり返しの日常こそがもたらす創造性であるんだ」ということが、感覚としてわかりました。

 

(まるで、「陰と陽のバランス」をとってるかのような感覚)

 

「つまらない日常が成功をもたらす」という感覚は、

「つまらない積立投資が(一般的には)成功をもたらす」・「つまらない長期投資が(一般的には)成功をもたらす」といった感覚と似ていて、「投資にも相通じるものがあるなあ」と、勉強になりました。

 

***

 

あと、金持ち本の王道の、本多静六の本もおすすめです。

本田静六の倹約生活について書かれてて好きです。

 

 

天丼が好物みたいなので、わたしも真似して時々好んで天丼を食べてます(もともと好きですよ)。本多静六を思い出しながら食べてます。

 

生まれて初めて一杯の天丼にありついたとき、全く世の中には、こんなウマイものがあるかと驚嘆した。

(中略)

 後年、海外留学から帰ってきて、さっそくこの宿願の「天丼二杯」を試みた。ところが、とても食い尽くせもしなかったし、またそれほどにウマクもなかった。この現実暴露の悲哀はなんについても同じことがいえる。

(中略)

 すなわち、天丼を二杯も三杯も目の前に運ばせて、その一杯をーーだれでも一杯しか食えるものではないーー平らげるのは、せっかくのものもウマク食えない。一杯の天丼を一杯だけ注文して舌鼓を打つところに、本当の味わいがあり、食味の快楽がある。多少の財産を自ら持ってみて、私はこうした天丼哲学というか、人生哲学というか、ともかく、一つの自得の道を発見することができたのである。

 

 

(出典:本多静六(2013)『私の財産告白』pp.64-66,実業之日本社.)

 

「いくら好物でも、たま~に食べるからおいしいんだ」と。

これはまさにそう思う。

 

「たまに食べるからおいしい」し、

「たまに食べるから感謝の念もわく」し……

「贅沢はたまにで十分」、「足るを知る」ということにつながる話だと思う。

 

***

 

また、以下の投資本でも、お金持ちの考え方(というか相場での生き様)が知れます。

 

 

(『投資で勝ち続ける賢者の習慣』の方が、ライフスタイル・習慣についての色が強く、

賢者の投資、愚者の投資』の方は投資本としての色が強いです)

 

上記の2冊は、投資家としての考え方や生き様において、大いに参考になってます。 

 

「幸福な富裕者」となるには、富を構築する過程とその後での「生活習慣の違い」がポイントとなる。その「生活習慣」とは、最低限、法律と契約だけは守ってきたということだ。(p.153)

 

 

 驕るのはよくないが、人に奢る、平たく言うと、株で儲けたことを人に自慢し、飯をご馳走してしまうのはもっとよくない。

(中略)

 つまりは、自己顕示欲を満たしたいあまり、人に投資自慢をしてしまう。こういう人に、市場は報いない。(p.194)

 

 

 相場に失敗する者は時間にルーズであることが多い。ルーズというよりも、時間の計測を間違う。約束の時間に約束の場所に着く前に、その移動の時間の計測を間違う。したがって常に遅れる。そうすると、株価の値幅の計測も間違うであろう。常に買い損ない、売り損なうはずだ。

 時間に遅れる人は、相場に損をする人と思って間違いない。(p.217)

 

 

(出典:山崎和邦(2017)『投資で勝ち続ける賢者の習慣』pp.151-217,日本実業出版社.)

 

この2冊を読んで、「約束を守ること」「 時間を守ること」「1円でもきちんと管理すること」をより意識するようになりました。

 

*** 

 

海外投資家の本『勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語』でも、投資家としての生活ぶりがうかがえます。

バフェットの生活ぶりも出てくるし。

 

 

 

かなりのエネルギーを注いで理想の環境を整えることに集中した。私がもう少し合理的に行動するための環境だ。(p.152)

 

 

平凡な暮らしができる場所のほうが、合理的な運用ができる可能性が高いと思ったのである。(p.154)

 

 

チューリッヒは、心安らかに暮らすことができる場所だという印象を受けた。静かで、心地良く、若干退屈と言ってよいほどあまり何も起こらない。ここならば、不要な騒動に巻き込まれることなく家族と仕事に集中できる。ときどき、「退屈しないのか」と聞かれることがあるが、私は「退屈なのは良いことなんだ。投資家として望んでいるのは、まさにそれなんだよ」と答えている。集中が乱されることこそが問題だからだ。私に必要なのは、平凡で、控えめで、刺激的すぎない環境だ。(p.156)

 

 

(出典:ガイ・スピア(2015)『勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語』長尾慎太郎監修,井田京子訳,pp.152-156,パンローリング.)

 

「平凡な暮らしができる場所のほうが、合理的な運用ができる」(つまり成功する)という部分が、

先ほど紹介した『天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』であったような「淡々としたつまらない日常が成功をもたらす」という感覚に似てるなあ……と、思いました。

 

 

どんなに稼いでも倹約生活をしてる偉大な投資家さんはたくさんいますよね。

 

(もちろん、ド派手に使って見せるのが仕事のようなセレブの方もおられますので、お金持ちだから倹約家とはかぎらないですが、私が読んだ本やブログを見るかぎりでは、投資家は倹約思考の方が比較的多いような気がします……

 

最初のうちは、タネ銭を確保するための倹約生活は必須課題ですし、投資で成功するために自制心は必須課題ですので、投資で鍛えられたその自制心があれば、成功しても倹約生活のままいくんだろうなあ……とは、思う)

 

ちなみに

 

伝説のトレーダー集団 タートルズの全貌』でも、偉大なトレーダーの変人並みにお金を使わない生活ぶりが垣間見えますよ。

 

(「タートルズ」の詳細が書かれてるメイン部分より、そこの一部分の方が私は面白かった)

 

*** 

 

以上、お金持ちのライフスタイルにしぼった本を紹介しましたが、

なかなかこういった情報がのってる本がないのでおすすめですよ。☟

 

 

で、この本に書かれてるライフスタイルを意識して生活してますが、投資家であればわりとしっくりくる内容であると思います。

 

***

 

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