まーまとれーど

夫は個人事業主(兼業)、妻は個人投資家(専業)のでこぼこ夫婦。

「トレード手法は自分で探すしかない」っていう元も子もない話(でも、的を得てるとは思う)

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私の現在のメインのトレード手法を簡単に言うなら、

 

  • 新興中小型株の現物買い(業種・業績・発行株数チェック)
  • 買い & 売りはチャートで判断する値幅取り
  • 時間軸長めで、できるだけ利幅を取るスタイル

 

上記のとおり(今のところ)。

 

やり方は数年ごとに変わってきているし

これからも少しずつ変わっていくかもしれません。

 

常に「より良い」やり方を模索してます。

 

投資であれば「S&P500を長期投資すればいい」とか、「積立投資しつつ暴落時にスポット買いすればいい」とか、「PERやPBRがいくつのやつを買えばいい」とか、「基本的に長期にわたって上がるものを探す」という、わりと投資方法を真似しやすいんですけど

 

トレードだと、そのトレーダー独特の感覚やニュアンス的なもので値幅を取ったりすることも多いと思うんで、「再現性が低い」のはある。

 

そのトレーダーの感じる直感とは、「ここまで下げれば一旦このくらいまでは戻るでしょう」とか、「あー、ここで一旦大きく下げそう」とか、「(チャートがまだ生まれてないIPOで)とりあえずこのくらいまでは上げる(下げる)んじゃないかなー」とか…

 

感じるもの

 

それは経験のつみかさねで感じるもので、それがいつも当たるわけじゃないのも承知の上で、「もしこうなったらこうなる」をイメージして、「もしこうなったら思惑と違うので切る」とか、いくつかの値動きのパターンのイメージを持った上で売買するのがトレーダーだと思うんですよ。

 

長期にわたって上げる必要はなくて、長期にわたって下げたとしても、一旦のリバ狙いで買うのもあったりするわけで、個人個人の「感覚」が際立つのがトレーダ-ではないでしょうか。

 

その感覚は「経験を積んで失敗から学ぶ」ことで積みあげてきてるものであるし、

その感覚を再現するには、同じ失敗や成功を体験するくらいでないとムリかも……?

 

また

 

トレードでの経験だけでなく、その人の性格や「読んだ本・行った旅行先・趣味・見る番組や映画・聴く音楽」など、あらゆる経験を含んでの「その感覚・直感」であると思うので、その人のトレード手法の再現性は「まあ、ない」と言えるでしょうね……

 

だから「億トレーダーの再現性はない」と、巷で言われるんでしょう。

  

なので……

 

もう「自分のための、自分に合ったトレード手法は自分で探すしかない」ですね。

 

それを見つけるには…

まず試して → 失敗しても成功してもその原因を分析し → 軌道修正したり、よりよく改善していく → それをつみ重ねていき、よりよい手法を型作っていく。

 

試すしかない。

 

【関連記事】

運がいい人とは、試す人(らしい)/**記事準備中**/

 

 

「誰でも億トレーダーになれる再現性のある手法」があったら、ぜひ私も知りたいですけど、

 

そんなものはない。

 

と、「知る」ことがまず大きな一歩ではないでしょうかね。

 

ただ、「失敗には再現性がある」と思うので、「失敗について学ぶことはとても価値がある」と思います。

 

何かをやってみて、それがろくでもないアイデアだとわかったとき、きみはもとの場所に戻ることは絶対にない。必ず、何かを学ぶからだ。

 

 

(出典:デイル・ドーテン(2001)『仕事は楽しいかね? 』野津智子訳,p.88,きこ書房.)

 

特に自分の失敗には再現性おおありで、またやらかす確率は高いから、自分の失敗について研究するのは成功に近づくカギとなると思う。

 

 

逆に失敗から学べば失敗は成長の糧になるし成功への一歩になる

むしろ、失敗からしか学べないことの方が多い

 

失敗すると、人はさまざまな角度から問題を分析し、失敗した根本的な原因を突き止め、足りないスキルを磨いてその問題を解決しようとする。

 確かに、すぐに手助けしてもらえるのはありがたい。だが、すぐ答えが知りたいという衝動に負けると、挑戦しなければ得られない深い教訓を学び損ねてしまう。

 

 

(出典:ブラッド・スタルバーグ,スティーブ・マグネス(2017)『PEAK PERFORMANCE 最強の成長術』福井久美子訳,p.64,ダイヤモンド社.)

 

 

私も失敗ばかりだったけど、分析の時間はかなり多く費やしてきたから、それなりに成長できてるんだと思う。

 

失敗の分析はトレードそのものだけでなく、「見た映画・聴いた音楽・やっていたこと」などの生活態度も含めて分析してます。

 

それこそ、生理の時はどうなりやすいか?

満月の時、新月の時はどうなりやすいか?

こういう夢を見るとどうなりやすいか?

 

とか、そんなどうでもいいようなことまで含めて。

 

ワラにもすがる思いで、あらゆることを分析してました。

 

(当然「ムダな時間だった」という結果に終わることもありました)

 

今思うと、「それもあっての今」だと思ってますが。

 

(「ムダなこと」を削ぎ落としていけば、「大切なことが何か」見えてくるから)

 

とにかく【試して → 分析】。

 

こうして自分で見つけるしかない。

こうしてたどりついた手法だからこそ、信じれる。

自分を、トレード計画を、心から信じれないと「売値までじっと待つ」なんて無理。

 

逆に自分の中で確信が持てるレベルまで、トレード計画はより「厳しい基準厳しい選択」でつくる必要があります。

 

(これはわたしの手法の場合ですけどね)

 

 

違ったらすぐ切るデイトレスタイルなら、確信がなくてもOKだけど。

違ったらすぐ切って、あってたら伸ばすだけなんで。

 

(こういったデイトレは、わたしには合いませんでしたが)

 

やはり、自分に合ったものを自分で見つけるしかないですね。

 

自分に合ったものは自分にしか見つけられないし。

 

で、それを見つけるには

 

  1. より多く試す。で、試したら
  2. きちんとふり返り分析してより改善する
  3. あとは①②のくり返し

 

 

バフェット流バリュー投資家として成功しているガイ・スピアの著書の中では、こう書かれてます。

 

ガワンデはニューヨーカー誌に「ザ・チェックリスト」と題した記事を発表した。これは、彼の外科医としての豊富な経験を踏まえて問題を掘り下げた実践的かつ核心を突いた記事だった。(中略)

集中治療の専門医であるピーター・プロノボストの画期的な業績も紹介している。彼は自分の患者を危篤状態にさせてしまった経験からチェックリストを作成した。この患者を死なせかけた感染を予防するための手順を一枚の紙にまとめたのだ。(p.214)

 

 

 パブライは、ガワンデの記事を読んで、すぐにチェックリストは投資にも活用できるとぴんと来た。投資も極めて複雑で、一流の専門家でも、簡単に避けられるミスを犯して何度も失敗する分野だからだ。

(中略)

 パブライは、チェックリストのアイデアを猛烈に集中して追求し始めた。彼は私を含む何人かを招集し、できるだけたくさんの投資の間違いを思い出すよう指令を出した。それぞれのケースについては、なぜその間違いが起こり、事前に分かったはずの原因があったかどうかも合わせて報告するのだ。(pp.215-216)

 

 

最初に集めた間違いを整理し、そこから得られた教訓をまとめた(pp.216-217)

 

 

(出典:ガイ・スピア(2015)『勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語』長尾慎太郎監修,井田京子訳,pp.214-217,パンローリング.)

 

「こっちはそのチェックリストの内容が知りたいんだよっ!!」

 

って言いたいところですが、本にはほんの一部のケースしか紹介されておらず残念でした……

 

それは「チェックリストの扱い方に注意点があるからなんだろう…」とは思うが。☟

 

典型的なケースは、「オーケイ、この株はリストの四つの項目にチェックがつかない」などとなり、それに基づいて投資しない可能性が高まる。ただ、これは黒白はっきりした機械的な作業ではない。(p.218)

 

 

 そのうえで言えば、私のチェックリストとあなたのチェックリストは当然違うものになる。チェックリストは使う人独自の経験やそれまでに犯した間違いを反映したものであることが必要で、外注できるものではない。作成には、さなざまな分析過程を通じて過去にどこで間違ってしまったのかを知ることが重要で、そうすれば、自分が繰り返すパターンや特に弱い部分が分かるかもしれない。私たちはみんな人それぞれ違うし、失敗の犯し方も人それぞれだ。(p.219)

 

 

チェックリストは、自分の気持ちを管理し、自分の好ましくない傾向から身を守るためのものなので、自己認識に基づいていなければ意味がないのである。(p.220)

 

 

(出典:ガイ・スピア(2015)『勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語』長尾慎太郎監修,井田京子訳,pp.218-220,パンローリング.)

 

やはり、自分に合ったものを自分で見つけるしかないですね。

 

自分に合ったものは自分にしか見つけられないし。

 

 

私の場合は『デイトレード』のやり方をベースにして、まずデイトレをやりはじめました。

 

トレードのふり返り分析は、この本に書かれてる「トレーディング日誌」を素直に真似てやりました。

 

そこからのトレードの記録(トレーディング日誌)は全て保管してあります。

 

 

私はトレードを通して、自分の醜い部分を思い知らされてきました。

 

何度も同じ失敗をする自分に対する怒りで、

マウスぶん投げたり

部屋をぐちゃぐちゃに荒らしたり

壁に頭をガンガンぶつけたり

自分で自分をブンなぐったり

(↑もちろん家族の誰にも悟られないように、一人の時に)

家族に八つ当たりすることも、

そんなこともありました。

 

(もちろん今は全くないですけど。今思えば、「そんな病的に感情的では、うまくいくものもうまくいかないわな……」とは思うけども、当時は必死でした)

 

そんな醜い自分について知れたことで、人生にとってもプラスになるだろうから

「トレードやっててよかったなあ…」とは思う。

 

 自分を知る(いやでも思い知らされる)ことができるから。

さんざん叩きのめされて、ようやく謙虚になってきたところも少しはあるし。

 

 

トレード手法は、そのトレーダーの「経験した全て」がないと再現性がないのはわかってるので、わたしはトレード手法よりむしろ、成功してるトレーダーには「どんな生活習慣があって、どんな食べものを食べてて、どんな映画を見て、どんな音楽を聴いてるか」の方がわりと知りたいんですけどね。

 

そこなら再現性があってすぐ真似できるからね。

 

成功してるトレーダーの習慣や好みに関する詳細が書かれてる本が売ってたら、即買いますけど。そういう本ないんですよね……

 

それでも、成功者(トレーダーではないが…)の生活が書かれた本は、いくつか見つけました☟(もちろん、すぐ読みました)。

 

 

 

BNF氏やCIS氏のような天才トレーダーたちのトレードの再現性はないけど、だからこそ、勝ち組は大きな利益を手にできるわけだから、これもトレードオフですね。

 

(難しいからこそ、得られる果実も大きい)

 

積立投資のような再現性の非常に高い投資方法はすぐ真似できますが、投下する元本がよほど大きくないと大きな利益にはなりませんね。

 

(ほどほどの利益は出るかもしれませんけど)

 

どちらの道を選ぶかは、もちろん「自分に合ってる方」じゃないですかね。

 

ちなみに「好きな方」と「合ってる方」が違う場合もあるんですよね。

 

「好きで合ってる」場合はドンピシャでしょう。

 

「好きだけど合ってない」場合(私もそう)、あきらめきれない場合は

合うように工夫するしかないですね。

自分を合わせていく

 

 

私も何度も大きな失敗を経験してますので、大損してワラにもすがりたい気持ちは理解できます。

 

ですが

 

自分で自分をはげまして、自分で自分のための方法を見つけるしかないんですよね。

 

自分、自分、自分で。

 

(もちろん「成功したければ成功者の真似をする」で書いてるように、真似できる部分は真似ればいいし、真似から入って自分流に修正・調整していってもいいし)

 

▼もう少しくわしい私のトレード履歴は、こちらの記事で書いてます。

トレード愛強めママトレーダー(主婦投資家)のクセの強い自己紹介  /**記事準備中**/

 

***

 

▼まさに、「自分の性格に合うトレード手法の見つけ方」の本。

私は1人でもがいて、さんざん失敗してきた中で、自分で自分に合うトレードスタイルを見つけた後にこの本に出会ってますが、もっと早く出会いたかった本です。

私の場合は、【自分の性格に合うトレードを選ぶ】という視点を持つまでに、かなり時間がかかってますんで……

  

トレーダーのメンタルエッジ