まーまとれーど

夫は個人事業主(兼業)、妻は個人投資家(専業)のでこぼこ夫婦。

【夫婦で議論:成功法則について】成功法則は生ものだ

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先日、「成功法則」について夫婦で議論しました。

 

というのも……

 

同居してる超いじわるでドぎついばーさんがね、

好き放題やってるのにちっとも「因果応報」でなく、

結局いじわるなばーさんが家族の中で一番思い通りにいってるじゃんっ!!

 

と、思ったんですよ。

 

世の中「因果応報」じゃないの?!

「与えれば与えられる」じゃないの?!

 

ばーさんは全然与えてないのに、むしろいじわるばっかするのに、報いを受けないで好き放題できてるのって、世の中の成功法則関係なくね?!

 

……という、イラ立ちと疑問を夫にぶつけたことから始まりました。議論が。

 

***

 

議論の結果、夫婦の間だけで出た結論は……

 

成功法則は、「その人に合ってるか」「その時代に合ってるかがカギ!!

 

ということです。

 

(もしかしたら、「これがこのブログで一番伝えたいメッセージ」と言ってもいいかもしれません……)

 

 

このブログの中でも、

投資スタイル・トレード手法は人によって「合う」「合わない」があるから、「自分に合ってるかが一番大事だとさんざん言ってきてますが、それとおんなじですね。

 

結局、投資スタイル・トレード手法においても

その人に合ってるか」「その時代に合ってるかがカギですね。

 

 

大投資家のバフェットや本多静六のやり方も、その時代にドンピシャに合っていたから莫大な富になったんだと思う。

 

今から全く同じ投資方法で始めたら、そこまでならないかもしれないし……

 

(なるかもしれないけど……)

 

***

 

夫婦の間だけで出た結論を言いましたので、このような結論に至った考えを、ここから書いていきます。

 

 

世の中には成功法則があふれてます。

 

「お金持ちはこうする」「お金持ちはこういう考え方をする」

 

「成功者はこうする」「成功者はこういう考え方をする」

 

そんな法則が、本にもネット上にもあふれてます。

 

そんな世の中で、多くの人がその通りにしても「成功する人」と「成功しない人」がいるわけです。

 

それはなぜか…?

 

「その成功法則が合う人かどうか」というのもあるし、

「その成功法則が合う(通用する)時代かどうか」というのもあるからだ。

 

 

たとえば……

 

ウチのいじわるばーさん。

 

くそわがままで威張りくさって意地のわるい人なのに、こんな状態でもウチで好き放題していられる。

 

ウチで一番得してるのは、このいじわるばーさんだと思うわけです。

ある意味、成功者ではないか……と思うわけです。

 

(「ウチの支配に成功してる」という意味だけですが)

 

一方……

 

今の世の中にあふれている成功者像は、

「素直で、謙虚で、誠実で、与える人、徳がある人」というイメージですよね。

 

ばーさん真逆やん!!

真逆なのに、得してる!!

 

なぜだ?!

成功法則って意味ないの?!

 

なんなの、このばーさんの状況は!!

 

と、こう叫びたくもなりますよ……

 

で、夫にこの思いをぶつけて夫婦で議論した結果、

 

「戦争という厳しい時代を生き抜かなければならなかったあの年代では、

くそわがままで、威張りくさって、意地のわるいくらい強く生きることが、厳しい時代を生き抜くための、その当時の成功法則だったのかもしれない……」

 

 という結論に着地しました。

 

ばーさんは厳しい時代にドンピシャに合った成功法則の生き方をしてきたんだ……というわけだな。

 

たしかに、戦争中は強すぎるくらい強く生き抜く必要があった大変な時代だったんだろうな……とは思える。

 

この結論に納得して、イラ立ちと疑問がおさまりました。

 

(この結論が「正しい」かどうかは別ですよ。ただ夫婦の間だけで納得してるだけですんで。で、納得できたからいじわるばーさんに対して腹を立てずに受け入れることができるのだから、それで丸くおさまるのだから、これでヨシとします)

 

ただ、今の時代だったら、そんな態度では周りの人に沙汰されていただろう……とは思う。

 

(今はもうばーさんになってるから、さすがに放り出されることなく、家族がガマンしてるだけっていう状況なんだろう……)

 

で、ばーさんは周りの環境との兼ね合いとも、ドンピシャに合ってたんだろうね。

 

(ドぎついばーさんでも、誰も文句言う人がいない恵まれた環境)

 

……とまあ、このような夫婦の間だけの結論に達して、いじわるなばーさんに対するやるせない気持ちがおさまりました。

 

あんないじわるでも、好き放題できて威張りくさっていられるのだから、「ある意味成功者なんだ」と、認めるしかない。

 

(スッゲー悔しいけども)

 

ただ、そんな態度では今の時代ならとても成功者ではいられないし、

自分はああなりたくないので、ああはならない。

 

 

このように、

「成功法則は時代が変われば変わっていくもの = 成功法則は生もの

なので、

いくら成功した後に後出しで成功法則を本に書いてくれても、もうその成功法則が通用する時代はとっくに終わってるかもしれないのです……

 

じゃあ、成功法則の本を読むのはムダなのか…?

 

という思いが出てくるが、

 

「どの成功法則が自分に合ってるか」なんてわからないから、それを試しながら探すためにやはり幅広い知識を知っておく必要があるし、

統計的に成功しやすい行動を取ることは一定の効果はあると思うので、やはり本は読み続けるべきだ……

 

という夫婦間の結論に達しました。

 

【関連記事】

運がいい人とは、試す人(らしい)/**記事準備中**/

 

 

で、どうせ知るなら「成功の法則」より「失敗の法則」を学んだ方が効果があるかもしれない。

 

こう思いました。

 

投資で言うところの、「勝つより負けないが大事というのにつながるんじゃないかと。

 

「こうすると成功する」というのは、時代によって少しずつ変わっていくが

「こうすると失敗する」というのは、時代が変わっても失敗する確率はやはり高いと思うんですよ。

 

今まで「成功の法則」の本ばかり読んできたんですけど、

 

成功の確率を高めたいなら、むしろ「失敗の法則」の方を学んだ方がいいんじゃないかと。

 

これが、今回の夫婦の議論で得た気づきでした。

 

(気づきが得られるきっかけを与えてくれたんだから、これでいじわるばーさんも少しは役に立ったな……)

 

 

バフェット流バリュー投資家として成功しているガイ・スピアの著書の中では、こう書かれてます。

 

ガワンデはニューヨーカー誌に「ザ・チェックリスト」と題した記事を発表した。これは、彼の外科医としての豊富な経験を踏まえて問題を掘り下げた実践的かつ核心を突いた記事だった。(中略)

集中治療の専門医であるピーター・プロノボストの画期的な業績も紹介している。彼は自分の患者を危篤状態にさせてしまった経験からチェックリストを作成した。この患者を死なせかけた感染を予防するための手順を一枚の紙にまとめたのだ。(p.214)

 

 

 パブライは、ガワンデの記事を読んで、すぐにチェックリストは投資にも活用できるとぴんと来た。投資も極めて複雑で、一流の専門家でも、簡単に避けられるミスを犯して何度も失敗する分野だからだ。

(中略)

 パブライは、チェックリストのアイデアを猛烈に集中して追求し始めた。彼は私を含む何人かを招集し、できるだけたくさんの投資の間違いを思い出すよう指令を出した。それぞれのケースについては、なぜその間違いが起こり、事前に分かったはずの原因があったかどうかも合わせて報告するのだ。(pp.215-216)

 

 

最初に集めた間違いを整理し、そこから得られた教訓をまとめた(pp.216-217)

 

 

(出典:ガイ・スピア(2015)『勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語』長尾慎太郎監修,井田京子訳,pp.214-217,パンローリング.)

 

「こっちはそのチェックリストの内容が知りたいんだよっ!!」

 

って言いたいところですが、本にはほんの一部のケースしか紹介されておらず残念でした……

 

それはチェックリストの扱い方に注意点があるからなんだろう…とは思うが。☟

 

典型的なケースは、「オーケイ、この株はリストの四つの項目にチェックがつかない」などとなり、それに基づいて投資しない可能性が高まる。ただ、これは黒白はっきりした機械的な作業ではない。(p.218)

 

 

 そのうえで言えば、私のチェックリストとあなたのチェックリストは当然違うものになる。チェックリストは使う人独自の経験やそれまでに犯した間違いを反映したものであることが必要で、外注できるものではない。作成には、さなざまな分析過程を通じて過去にどこで間違ってしまったのかを知ることが重要で、そうすれば、自分が繰り返すパターンや特に弱い部分が分かるかもしれない。私たちはみんな人それぞれ違うし、失敗の犯し方も人それぞれだ。(p.219)

 

 

チェックリストは、自分の気持ちを管理し、自分の好ましくない傾向から身を守るためのものなので、自己認識に基づいていなければ意味がないのである。(p.220)

 

 

(出典:ガイ・スピア(2015)『勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語』長尾慎太郎監修,井田京子訳,pp.218-220,パンローリング.)

 

 

失敗には再現性がある」と思うので、「失敗について学ぶことはとても価値がある」と思います。

 

特に自分の失敗には再現性おおありで、またやらかす確率は高いから、自分の失敗について研究するのは成功に近づくカギとなると思う。

 

***

 

▼「失敗の法則」に関する本も、いろいろあるんですね~。投資家としては『ビッグミステイク レジェンド投資家の大失敗に学ぶ』が一番気になる……