まーまとれーど

夫は個人事業主(兼業)、妻は個人投資家(専業)のでこぼこ夫婦。

幸せに投資することは合理的なのか?【「お金持ちになれば幸せになれる」のではない】

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先に結論を言います。

 

☞【結論】:幸せに(それなりに)投資することは合理的。

なぜなら、幸せだと成功する確率が上がる(幸せだから成功する)から。

 

(メンタルの状態がおおいに影響するトレードでは、特にそうでしょう)

 

では、「なぜそのような考えに至ったのか」をまとめていきます。

 

*ここで言う “幸せ” とは、【平穏・穏やかでいい気分でいる】このような状態を指します。

 

***

 

「成功する確率が上がる行動をする」のは合理的ですよね。

 

この世に「絶対成功する方法」なんてないので、

「より成功する確率の高い方法」を選んだり、

「より成功する確率を上げる行動」をつみ重ねていくしかありません。

 

時には失敗するパターンだとわかってても、感情的に衝動的に非合理な行動をとってしまうのが人間ですが、

冷静な時や平穏な時は、できるだけ成功する確率を上げる行動をする = より合理的な行動をしようとするのもまた人間ですよね。

 

ですので、平穏な状態でいることは大切なのです。

 

 

 

過去のわたしは「成功してお金持ちにならないと幸せになれない」と、本気で思ってました。

「お金持ちになるのが先で、幸せはその後」だと思ってました。

 

しかし

 

「幸せだから成功する」、「幸せになるのが先で、お金持ちになるのはその後」なんですね。

 

幸せが先なんだと。幸せが優位なんだと、『幸福優位7つの法則』を読んでわかりました。

 

だから

 

幸せ(になるため)に投資する(お金を使う)のは、

合理的なお金の使い方となりますね。

なぜなら、幸せになればその分成功に近づくのですから。

 

もちろん、成功を決定づけるのには具体的な行動が必要です。

幸せでいると、その成功するための行動をとりやすくなるらしいです。

 

物事を楽観的に考えることができるかについて、「自分を不運だと思っている人」は非常に否定的で、希望を高める行動を取りにくいという結果になっています。

 一方、「自分が幸運だと信じている人」は常に楽観的に物事を受け止め、希望を高める行動を起こしていく傾向があります。

 

 

(出典:メンタリストDaiGo(2018)『運は操れる (望みどおりの人生を実現する最強の法則)』pp.52-53,マキノ出版.)

 

また、こんな実験結果も出てます。☟

 

ノースウェスタン大学はこんな実験を行った。

 まず、被験者に質問用紙を配って、それぞれの感情がどのような状態にあるか評価してもらう。その結果を基に、被験者を「ポジティブモードのグループ」と「ネガティブモードのグループ」に分ける。すると、ポジティブなグループのほうが、知的で難しい問題をおもしろい発想で解く確率が高かったという。

 その理由を突き止めようと、研究者たちはfMRIスキャンを使って、被験者が問題を解くときの脳の働きを観察した。すると、ポジティブな気分の被験者たちの脳は、意思決定や感情のコントロールを司る領域が活性化していたという。前帯状皮質と呼ばれるこの領域は、問題を解くときに重要な役割を担う。一方で、ネガティブな気分の被験者たちの脳は、この領域があまり活発にならなかった。

 要するに、脳のこの重要な領域を活性化できるか否かは、本人の気分と関係しているのだ。気分がポジティブだと、問題を解いたり、独創的なアイデアを出しやすくなるが、気分がネガティブだと、これらの能力を発揮しにくくなるのだ。思考をフルに働かせるには、心が穏やかでなければならないーーそれを実証する研究結果は他にもたくさんあり、これはほんの一例にすぎない。

 

 

(出典:ブラッド・スタルバーグ,スティーブ・マグネス(2017)『PEAK PERFORMANCE 最強の成長術』福井久美子訳,p.204,ダイヤモンド社.)

 

さらに、こんな研究結果もあります。☟

 

  幸せと創造性について研究し、それについて詳しく書き記しているハンガリーの心理学者、ミハイ・チクセントミハイは、だれでも(運動選手でも芸術家、チェスプレイヤー、経営者でも)、自分自身を肯定的にとらえている人はパフォーマンスが最適化されるということを示した。

 

 

(出典:ジェイソン・ウィリアムズ,ラリー・ウィリアムズ(2013)『トレーダーのメンタルエッジ』長尾慎太郎監修,井田京子訳,p.172,パンローリング.)

 

長期的には幸せなトレーダーのほうがより賢く、注意深くトレードして成功している。

 

 

(出典:ジェイソン・ウィリアムズ,ラリー・ウィリアムズ(2013)『トレーダーのメンタルエッジ』長尾慎太郎監修,井田京子訳,p.170,パンローリング.)

 

 

「トレードでは平穏な状態でいるとうまくいく(好ましい行動をとりやすくなる)」というのはわかるので、「幸せでいると成功するための行動をとりやすくなる」というのは納得できます。

大失敗して大泣きしたくなるような状態の時こそ「さらにやらかしてしまう」のは、もう痛いほどわかってますんで。

 

なので

 

平穏な(幸せな)状態あってこその成功」なのはわかります。

 

 卓越したアスリートが最高のパフォーマンスを発揮するために体を整えるのと同じように、卓越した知識人や芸術家は心を整える

 

 

(出典:ブラッド・スタルバーグ,スティーブ・マグネス(2017)『PEAK PERFORMANCE 最強の成長術』福井久美子訳,p.202,ダイヤモンド社.)

 

穏やかな幸せな状態 = 成功しやすい環境】となるのは、

トレーダーならすごく腑に落ちると言いますか、理解しやすいんじゃないかと思います。

 

ですので

 

平穏な幸せな状態でいるために少々お金かける(投資する)ことは合理的だと思います。

 

(だからといって、そこにお金かけすぎてもアレなんで、バランスをとることは必須でしょうけど)

 

 

 

でですね

 

「わたしが幸せな状態になるのはけっこう安上がり」だと、

自分で自分をわかってます。

 

たとえば……

 

コンビニのチキンやからあげを食べれば、すぐ幸せな気分になれるとわかってるんで。

You Tubeでゴキゲンな音楽を聞けば、すぐ幸せな気分になれるとわかってるんで。

 

あと、脳科学の本に「笑顔をつくると、脳が楽しいと勘違いして、勝手に楽しい気分になってくる」ってことが書かれてたので、【笑い】を意識してます。

強制的に笑えるおもしろい動画を見れば、幸せな気分になれるとわかってるんです。

 

 人間の脳の中には、「快感」を感じる報酬系という回路があります。

(中略)

 自分が心地よい、気持ちよいと思える状態を積極的につくり出している人は、常にこの報酬系を刺激していることになります。自分の報酬系を上手に操れる人は、自分のいまある状態にとても満足できる人である、ということもいえるでしょう。

 人がもっともしあわせを感じるのは、自分が心地よいと思える状態に心底ひたっているとき、といえます。

 

 

(出典:中野信子(2013)『科学がつきとめた「運のいい人」(*単行本版からの引用)』pp.34-35,サンマーク出版.)

 

わたしを幸せな気分にしてくれるものは、

日常的なもので言えば、

 

 

  • おいしい食べ物
  • ゴキゲンな音楽
  • 笑える番組
  • あったかい気もちになれる感動的な映画
  • モチベーションを上げる本

 

など。

 

 

さらに……

 

たまに山登りや旅行に行き、自然を見て癒されたりリフレッシュすることで、さらに幸せな気分になれます。

 

 

(幸せってわりと地味なものかもしれません……ただ目の前にある幸せに気づくかどうか、それだけのことなんじゃないか……と、思う)

 

こういうことを自分で自覚しておくのもトレードでの仕事のうちだと思ってるんで。

このような感じで、幸せな状態を保つよう気をつけてるわけです。

ですので、体調の悪い時は意思決定をさけるようにしたり。

 

 話は至ってシンプルだ。問題解決やクリエイティブな発想が求められる仕事の前に、ポジティブになれたら効率が上がる。冗談に聞こえるかもしれないが、ユーチューブでユーモラスな猫の動画を見たあとに、認知力が必要な仕事をしたところ、パフォーマンスが向上したとの研究結果がある。

 

 

(出典:ブラッド・スタルバーグ,スティーブ・マグネス(2017)『PEAK PERFORMANCE 最強の成長術』福井久美子訳,pp.204-205,ダイヤモンド社.)

 

また、こんな実験結果も出てます。☟

 

 マルコーラは、経験年数の長い自転車選手たちに全力でペダルをこがせ、その間に笑顔の写真か、悲しそうな顔の写真のどちらかをスクリーンに映し出した。顔写真が写るのはほんの一瞬で、無意識でしか写真を認識できなかっただろう。にもかかわらず、笑顔の写真を見た選手は、悲しそうな顔の写真を見た選手よりも、パフォーマンスが12%高かった。

 やはり、気分は脳や体の深層部にも影響するのだ。以前から「アスリートが絶好調になるのは、競技場の内外ですべてがうまくいっているときだ」といわれていたが、マルコーラの研究はこの言葉の正当性を裏づける結果となった。

 

 

(出典:ブラッド・スタルバーグ,スティーブ・マグネス(2017)『PEAK PERFORMANCE 最強の成長術』福井久美子訳,p.206,ダイヤモンド社.)

 

一方がいい感じだとなぜかもう一方もいい感じになる感覚逆もしかり)」は、

子育てとトレード】・【ブログとトレード】の関係からも、感覚としてわかってるんですよね。

 

(つまり、【日常生活とトレード】は、切っても切れない繋がりがあるってこと)

 

 

 

 

幸福優位7つの法則』によると「幸せな状態が成功へつながる」ということだし、

実際そのような実験結果はたくさん出ているし、

実際自分の経験上でも「まったくそうだ」と思うし。

 

なので

 

「節約、節約」言うてても

幸せになる(幸せな気分を感じる)ために投資することはムダどころか、

成功する確率を高める合理的な行動なんだ。

 

むしろ

 

トレーダーなら「自分を平穏で幸せな状態へ身をおくよう、自分を気遣うことも仕事のうちだ」ってくらい思っている。

 

(時にはお金を使ってでも)

 

で、自分にとってのささやかな幸せは、お金を使うとわりと簡単に手に入ると自覚している。

 

(ちなみに「人のためにお金を使うのも、幸せになれるお金の使い方」らしいので、もちろんそこも意識してますが、そこも「バランス無理しないことが大事でしょう)

 

 お金で幸福を買えるか否かについては多くの議論が交わされているが、一つの領域にかぎっては、調査で結論が出ている。すなわち、お金は、大切な人のために使えば間違いなく幸福をもたらすということだ。

 

 

(出典:エリック・バーカー(2017)『残酷すぎる成功法則』橘玲監訳,竹中てる実訳,p.201,飛鳥新社.)

 

 

「自分はどんな時に幸せを感じるか」

 

これを知っておくと、メンタルを良好に保つのに役立つと思う。

 

ただし、そこにお金を使い過ぎてもバランスが悪くなる。

 

幸せへの投資だからいくらでもOKなわけがない。

「ムリな投資はアカン」と、投資家ならすぐにわかることだと思う。

やっぱりバランスが大事だ。

 

 

 

トレードをするようになって、

「お金持ちにならないと幸せになれない」という考えが完全に変わりました。

 

先に幸せにならないとお金持ちにになれない」ってくらいになりました。

 

まあ、実際「となりの億万長者さん」のように

幸せじゃなくても、勉強して難関な資格をもつことでお金持ちになれるのは、わかっちゃってるのですが……

 

「幸せだと成功する確率を上げることができる」というだけであって、

たしかに、やることやればお金持ち自体にはなれると思う。

幸せであることはお金持ちになるための絶対条件ではないのだ。

 

しかし

 

「そうなりたいか?(幸せじゃなくてもいいから、お金持ちになれればいいか?)」

 って聞かれれば、そうなりたいわけじゃない。

 

成功とは、一つだけの特性の成果ではない。それは、「自分はどんな人間か」と「どんな人間を目指したいか」の二つを加味しつつ、そのバランスを調整することだ。

 

 

(出典:エリック・バーカー(2017)『残酷すぎる成功法則』橘玲監訳,竹中てる実訳,p.353,飛鳥新社.)

 

そもそもお金持ちになりたいのは、

“選択の自由” という自分と家族の “幸せ” のため」だし。

 

「幸せじゃなくてもお金持ちにはなれる」が、

幸せだと成功する行動をとりやすくなり、成功する確率が上がるのだから

「幸せが先で後でお金がついてくる」と、考えることとしている。

 

(自分の中では、この考えで統一している)

 

多くの人が言う「お金持ちになりたい」は、

「幸せなお金持ちになりたい」と同義だと思うので。

 

この考えで統一すればいいんじゃないかと。

 

 

わたしの場合、コンビニのチキンを食べたり、好きな音楽や漫才の動画を見れば幸せになれるので、お金持ちになるより幸せになる方が簡単だと思っている。

 

なので「お金持ちにならないと幸せになれない」とは、今まったく思わない。

「数百円で簡単に幸せになれる」と思っている。

 

この数百円を節約することは、むしろ損ではないか。

 

たとえばデイトレーダーがパソコン環境やトレードルームを整えることに投資するのも、メンタルを穏やかに保つのに役立つと思うので、この数万円の投資はムダではないでしょうし。

 

 本書でお手本として登場する人たちは皆、技を磨く場所は重要だと力説する。世界レベルのアスリートにはこだわりのジムが、一流の芸術家には特注で作らせた仕事場が、キングにはこだわりの仕事部屋がある。どこで仕事をするかは非常に重要なのである。生態心理学というあまり知られていない学問がその理由を説明してくれる。生態心理学によると、われわれのまわりにある物体はただ単に存在するだけではなく、われわれに働きかけ、特定の行動へと導こうとするという。ある物体が視界に入っただけで、その行動を司る脳の領域が活性化するというのだ。

 

 

(出典:エリック・バーカー(2017)『残酷すぎる成功法則』橘玲監訳,竹中てる実訳,pp.208-209,飛鳥新社.)

 

 

先ほども言ったように、

(トレーダーや投資家ならわかると思うが)

投資では「バランスが大事」・「無理しないことが大事」なので

バランスよく自分がいい気分になれることにお金を使う」ことが大事だと思う。

特にメンタル状態が成果にもろ出るトレード(投資)では。

 

自分がいい気分になれる環境づくり」って、

これは風水で言ってるのと同じですよね。

 

だから風水で効果が出ることもあるのでしょうね。

 

(風水の場合、金運が上がる黄色が効いたというよりは、「そうすることで気分良くいれた」ことが大事な要素になってると思うけど。黄色で金運が上がる科学的根拠がないので、風水はあまり信じてないのですが、「いい気分になれる環境づくり」という点においては賛同できる)

 

幸せに(お金や時間を)投資して幸せになれば、

お金持ちでなくても今ココで 幸せになれる】のだからね。

 

いくら節約主婦でも、「いい気分になれること」に少々お金使うことくらい考えた方が、「大きな視点で見るとお得だよ!」ってことになるんじゃないかと。

 

ただ、「いい気分になる」だけではなく、

その後の【成功するための行動をするかどうか】に、その【使ったお金に対するリターンを得られるかどうか】がかかってますが。

 

(祈るだけ、瞑想するだけ、イメージングするだけじゃなく、最終的には行動しないと事は起こせません起こりません

 

で、いい気分でいると、行動しやすくなるわけですね。

 

 

 

ちなみに……

 

トレードメインで話をしてきましたが、

ママが気分良く幸せな状態でいると、それが伝染して子どもや夫もなんとなく穏やかになり、子どもにも夫にも良い影響を与えられると思うんです(逆もしかり)。

 

(これは夫婦であれば、お互いの気分や状態が影響し合ってることを、少なからず感じたことがあるのでは……?)

 

 伝染しやすいのはモチベーションだけではない。

 幸せそうな人(笑顔の人など)や悲しそうな人(眉をしかめている人など)を見ると、脳内でこれらの感情に関わるニューラルネットワークが活性化する。痛みもそうだ。痛そうにしている人を見るだけで、自分も痛みを感じたかのように反応する。(p.239)

 

 

世の中には、伝染しやすい感情があり、伝染した人は、つい同じような行動や振る舞いをしたくなるという。

 たとえば研究結果によると、太った友人が1人いると、あなたまで太ってしまう可能性が57%も高くなるという。(中略)

 要するに、どんな人と付き合うかで、あなたの行動は大きく影響されるということだ。

何をいつやるかだけでなく、誰とやるかも重要なのである。(p.239-240)

 

 

(出典:エリック・バーカー(2017)『残酷すぎる成功法則』橘玲監訳,竹中てる実訳,pp.239-240,飛鳥新社.)

 

なので

 

自分のためだけでなく、子どもや夫や家族のためにも、

「幸せな状態を保つこと」・「いい気分になれる環境づくり」が大事になってくるんですよね。

 

わたしが数百円出してコンビニのチキンを買っていい気分になれば、家族が平穏にすごせることにつながる。

ひいては、それが子どもの勉強や夫の仕事に(少しではあっても)良い影響になっていくかもしれないのです。

 

(少なくとも、わたしはそう信じている)

 

この「小さな効果」がつみ重なれば、「大きな成果」へとつながっていくでしょうね。

 

 

▼「幸せだから成功する」という価値観を知りたい方は、この本をどうぞ。「成功してお金持ちにならないと幸せになれない」と、本気で思っていた私の価値観をガラッと変えてくれました。

 

幸福優位7つの法則