まーまとれーど

夫は個人事業主(兼業)、妻は個人投資家(専業)のでこぼこ夫婦。

『レバレッジ・シンキング』を読んだら、トレードに役立つ小技がけっこうあった【私はこうしてますシリーズ⑨】

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レバレッジ・シンキング』を読んだら、トレードにも日常生活にも役立つ小技がけっこうありました。

 

で、それらをトレードにも日常生活にも活用してます。

とっても役立っているのでおすすめです。

 

というわけで

 

わたしが活用している中で、

レバレッジ・シンキング』の特におすすめ部分を紹介します。

 

まず

 

レバレッジ・シンキング』で得られたもの(特に影響を受けた部分)を簡潔にまとめると、

 

 

  • やることの「仕組み化」=【マニュアル化・フォーマット化】
  • やることの【お尻を決める】という考え(= お尻を決め、お尻から逆算思考する)

 

上記の2点。

 

ふたつとも、なんとなくはやってました。逆算思考も知ってたし。

ただ、【マニュアル化フォーマット化】【お尻を決める】という、わかりやすいワードで表現してくれたことで、より思考がスッキリ理解できたんです。

 

以下、1つ1つくわしく説明していきます。

 

 

 

やることの「仕組み化」 =【マニュアル化・フォーマット化】について

 

レバレッジ・シンキング』にこう書かれてます。

 

労力のレバレッジとは何か 

(中略)

 そのめざすところは、どうすれば少ない労力で大きな成果を上げることができるのか、にあります。そのポイントは次の四つにまとめられます。

 一つは、仕組み化です。そのメリットは再現性があって、繰り返せることにあり、一度構築すれば、次回から行動する際に毎回一から考えずに済みます。マニュアル化、フォーマット化などの方法があります。

 

 

(出典:本田直之(2007)『レバレッジ・シンキング』pp.42-43,東洋経済新報社.)

 

で、「仕組み化」のメリットは以下になります。

 

仕組み化のメリット

 

 まず、労力のレバレッジをかけるうえでの重要な方法が「仕組み化」です。

 仕事でうまくいくことは誰にでもあります。しかし、なぜうまくいったかを振り返り、仕組み化している人は少ないようです。(中略)うまくいった方法を仕組み化すれば、いつでも誰でも再現することができます。

 こうすることで、毎回ゼロから考えなくてよくなり、少ない労力で成果を上げることができます。(pp.44-45)

 

 

仕組み化には、余計に時間・労力がかかりますが、それによって、先々継続してリターンを生むことになります。

 成功事例を共有し、その仕組みを日々の業務に落とし込むのです。落とし込むまではビジネス効率が上がりませんが、仕組み化した瞬間に効率が上がり、結果として利益率が上がるからです。こうして労力のレバレッジを実現しているのです。(p.46)

 

 

(出典:本田直之(2007)『レバレッジ・シンキング』pp.44-46,東洋経済新報社.)

 

 

わたしの場合、

この【マニュアル化・フォーマット化】してる主なものは、

「トレード・投資でやること」や「確定申告時にやること」。

 

この2点については、はじめに時間がかかっても【マニュアル化・フォーマット化】しておくことで、より効率的に作業ができるようになってます。

 

 

「トレード計画を立てること」と

「トレードでやること(手順)のマニュアル化」は違います。

 

「トレードでやること(手順)のマニュアル化」は、

【計画を実行するためのより詳細な手順】や

【計画を実行するための障害に対しての対策をまとめた手順】など

を書くのです。

 

この手順を明確にマニュアル化しておくことで、

不安や迷いが生じて余計なことをしそうになった時、

一旦マニュアルを読み返して、マニュアルに沿った行動をする。

 

いわば、【行動指針】ですね。

 

不安や迷いが生じて余計なことをしそうになった時、「わたしを導いてくれるもの」です。

 

(たま〜に、マニュアル無視して余計なことをしてしまい、「やっぱマニュアルどおりにやるのが一番だな……」と、再確認しつつね……)

 

 

レバレッジ・シンキング』を読んで以来、

なにかとマニュアル化するようにしてます。

 

(1回作っておけば、後が楽なんで)

 

「やることのマニュアル化」したものは、

たとえば以下のもの。

 

 

  • トレード計画を正しく実行するための手順書(トレード計画書とは別)
  • 神棚・仏壇のお供え物や、それを置く順番の手順書(特にお盆・お正月の時準備する物や、やることの流れを書いた手順書)
  • 年末年始にやること(家計関係でプリントして保管しておくべき書類一覧・資産簿&家計簿の締め/掃除片付け・神棚のお札交換&掃除・仏壇の掃除)をまとめた手順書
  • 確定申告時に必要な書類一覧や、やることをまとめた手順書

 

など。

 

お盆の手順書なんていちいち作らなくても、その時わからないことがあったら両親に聞けばいいんだけども、

いつまで生きてるかわからないのもあるし、一度手順書を作ってしまえば、聞く手間がはぶけてスムーズに準備できるので、作っておきました。

 

 

「フォーマット化」については、わりとすでにやってました。

 

たとえば、

 

 

 

など。

 

こいった「フォーマット化」は、前からしてました。

 

(要は【作業するための型を作っておく】=【考える項目を決めておき書面にまとめておく】かんじ)

 

たしかに一度時間を使ってまとめておくと、後の作業がスムーズですね。

 

余計なことに時間を割かない分、重要なこと = 分析 に集中できる) 

 

 

「マニュアル化」と「フォーマット化」の違いですが、

「マニュアル化」は手順の指示書であり、

「フォーマット化」はその用紙に書かれた項目に沿って考えるもの(型を作っておき、それをコピーしてそこに書き込みながら考えるもの)です。

 

 

  • 【マニュアル化】→ 手順書を作っておく
  • 【フォーマット化】→ ひな型を作っておく

 

こんなかんじ。 

 

A4用紙サイズでパソコンでも手書きでも作りますが、

フォーマット化はパソコン、マニュアル化は手書きが多いです。

 

(これは好みの問題です)

 

マニュアル化する時、思いが熱い部分は手書きだとやっぱその思いが文字にあらわれるんですよね。

自分で書いてるから、あとで見てもその思いがわかるのは当たり前だけど、

パソコンだと熱い思いも淡々とした文字であらわされるからね……

 

重要だと思う部分を、思いがそのまま文字に出る手書きで書くことで、

実際あとで見返した時に「あー、こんな思いで書いたよな」、「ここ大事だったよね」っていう思いまでよみがえってきたので、このまま使ってます。

 

(「思い = 感情 が伴う記憶は思い出しやすい」と、脳科学や心理学でも言われてますし)

 

ほんとは手書きで書いた後、パソコンできれいに打ち直そうと思ってたんだけど、

「自然と強弱はっきり出る手書きのまま使った方が、重要箇所を忘れずに済みそうだ」と気づいたんで、そのままにしてます。

 

手書きで書いた紙をこのような物を使って冊子風にして、ただの紙から格上げすることで重要度を高めてます。☟

 

 

冊子風にするだけでただの紙に書いてるだけより

より手順を守ろうとする心理が働くんですよね。

 

(これだけでトレードルールが守れるなら、安いもんです……)

 

ですので、大事なトレードに関するマニュアルについてだけは、冊子風にして保管してます。

 

 

【関連記事】

 

 

 

やることの【お尻を決める】という考え(= お尻を決め、お尻から逆算思考する)について

 

レバレッジ・シンキング』によると、

「やることの仕組み化」と同時に、

「時間の仕組み化(ルーチン化)」も大事になります。

 

時間のルーチン化

 

 時間投資のもう一つの方法が、時間割をつくり、時間のルーチン化を図ることです。これは無駄な時間を過ごさない仕組みです。すぐに行動を起こさず、この仕組みづくりに時間を投資することがポイントです。

 

 

(出典:本田直之(2007)『レバレッジ・シンキング』p.93,東洋経済新報社.)

 

わたしも、さっそく時間割を作りました。

 

たしかに、時間割がなければ何となーくだらだら過ごしてしまう時間も、

時間割があることで、機械的に作業をすすめられるようになります。

 

なぜなら

 

「作業する時間が決まっている = お尻が決まっている」から。

 

(「お尻が決まっている」ことで、お尻に火がついて、作業し出すかんじ)

 

 このように時間割をつくると、「この仕事をやるのに○時間かかる」という発想から、「この時間の中でこの仕事をやる」という発想に変わります。

 

 

(出典:本田直之(2007)『レバレッジ・シンキング』p.99,東洋経済新報社.)

 

時間割をつくるポイントは以下です。

 

【ポイント❶:時間の損切り】☟

自分の時間の使い方を分析し、意味のないこと、意味のあることに分類し、意味のないことをやめます。これが時間の損切りです。

 

 

(出典:本田直之(2007)『レバレッジ・シンキング』p.99,東洋経済新報社.)

 

【ポイント❷:お尻を決める】☟

タスクには時間制限を設けよ

(中略)

 区切りがないと、「終わるまでやろう」という考え方になります。それでは仕事を効率的にできません。それに長くやれば成果が上がるというわけではありません。

 時間が区切られていると、この時間内に収めなくてはいけないと考えるので、効率よくやる方法を模索します。(中略)勉強効率化のコツは「お尻を決める」ことが重要

 

 

(出典:本田直之(2007)『レバレッジ・シンキング』pp.102-103,東洋経済新報社.)

 

お尻を決める

この言葉、なぜかお気に入りなんですよね。

 

ひと言でわかりやすく「逆算思考を強化できるワード」だと思うんです。

 

ブログ書いてる人はわかりやすいと思うんですが、

お尻を決めるという意志をもたないとついついだらだら書き続けてしまいますよね。

 

「お尻を決める」ことで、「やるべきこと・優先すべきこと」が自ずと見えてきて効率的な時間の使い方ができるのです。

 

 

わたしの場合のお尻(区切り)は、

子供の帰宅時間です。

 

「子供が帰宅する = お尻(区切り)」があることで、自ずと1日の時間割が決まってきます。

 

「子供が帰宅する時間をお尻とする」という「お尻決め」を一度することで、

「より集中して、より効率的に作業できるようになったんじゃないか」と思う。

 

メインの作業時間は、「朝、子供が出発してから午前中の間」となってます。

これは脳科学的に見ても、脳のゴールデンタイムに作業することになるんで、いいんでないかと。

 

脳科学を知ることで、「夜中書いてもどうせ脳が働かないから、いい記事なんて書けないし」と、夜遅くの作業はあきらめる(=時間の損切り)ができるようになった。

 

「夜中無理して書くより、一度寝てから明日の午前中作業した方が、効率的にいい記事が書けるはずだ」と、思えるようになった。

 

こんなかんじで、あきらめがつきました。

 

【関連記事】

 

 

 

また…

 

「子供との時間を優先させるため」=「限られた時間でトレードするため」に、デイトレードをあきらめ、別の道を模索しました。

 

「時間が限られていたからこそ」の発想なんですが、

結果的にはこの発想があったおかげで、良い方向へいきました。

 

(これが、2回目のトレードの転機となりました)

 

▼くわしくは、こちらで書いてます。

 

 

 

 

まとめ:トレードと『レバレッジ・シンキング』

 

レバレッジ・シンキング』の内容は、今まで自己啓発系の本や脳科学の本を読んでいたこともあり、すでに知ってる内容が多かったものの

著者独特の言い回し」のおかげで、その知識をより強化するのに役立ちました。

 

(要は「印象的な覚えやすいワード」で書かれている)

 

 

「日常生活では極力節約して、その分旅行にお金をかける」のも、レバレッジですよね。

 

トレーダー・投資家であれば、「レバレッジ」という言葉になじみがあるでしょう。

 

FXや信用取引でのレバレッジだけでなく、

「元本を大きくすることで、少ない利益率でも大きく稼ぐ」のもレバレッジでしょうし、

「時間軸を長く・値幅を大きく取ることで、少ない元本でも大きく稼ぐ」のもレバレッジでしょう。 

 

 

 

「この銘柄を買えばあの銘柄は買えない = トレードオフ」なんで、

 

 

  • 【利益を残すために、何をあきらればいいかの取捨選択】
  • 【より大きく稼ぐために、余計なものを捨てる決断・覚悟】

 

こういった、トレードにも通じる部分がおおいにある本でした。

 

トレード本ではないので、もちろん直接トレードの話は出てきません。トレーダーが読むと、「こういったことに相通じるものがある」と感じるって話です)

 

大きく稼ぐことができても、大きく損してしまい(つまり余計なことをしてしまい)年間での利益が残らない(まさに私もそういう時期がありました)、

そういった時にはこの本のスパっとした効率重視の割り切った考え方は、もう一皮むけるための背中を押してくれるんではないでしょうか。

 

わりと知ってる内容であっても、その「著者独特の言い回し」で、より心にスッと入ってくるんですよね。

 

 

トレードと『レバレッジ・シンキング』をまとめると…

 

大きい利益成果を残したいからこそ余計なことを減らす】という考え。

 

余計なことを減らす(私にとっては取引回数を減らす)から

その分どこにレバレッジをかけるか(私にとっては元本をできるだけ投入し、できるだけ値幅を大きくとること)

 

なにを優先・重視して、そのかわりなにを捨てる・諦めるべきか

 

それを取捨選択するのが大事だと。

 

そして

 

「優先・重視するものに集中してレバレッジをかける分、

かなり厳しい基準(ライン)で銘柄&買値の選択をする必要がある」

 

ってことですね。

 

【関連記事】

 

 

これはあくまで私の場合ですが、

 

効率をあきらめることで効率を上げる】という考えです。

 

(↑これ伝わるかな…?)

 

つまり

 

「デイトレでうまく回転して効率よく利益を出してこう」と思ってたものの、私にはうまく回転できないと思い知らされたので、

回転することをあきらめ(すなわち下落途中のリバを取るのは全てあきらめて、上昇途中の一旦の下げは全て受け入れて)、

1回で大きい値幅(買値の2~3倍)を狙うことで、それ1回で終了~。(終了だからもう余計な取引なしね~)

 

という感じで

効率をあきらめることで逆に効率が上がった(結果的に)」

 

こういうわけです。

 

一言で言えば、【選択と集中】ですね。

 

(「上記のやり方はデイトレでのチャート分析のつみ重ねがあってこそ」だと思うので、「デイトレも決して無駄な時間ではなかった」と思ってる。また、それなりにチャート分析ができないとハイリスクでしかないのでおすすめしませんけど…… ← わたしも軌道に乗るまで、ずいぶん失敗してきたんで……)

 

選択と集中】。

 

そういった意味で『レバレッジ・シンキング』と内容が似たような本、『エッセンシャル思考』があります。

 

選択と集中】に関する本で、よりスパっとした効率重視の割り切った考え方が書かれてて好きなんですよね。

 

ええ、好きなのは『エッセンシャル思考』の方ですが、『レバレッジ・シンキング』もけっこう参考になったって話です。

 

どちらかと言えば、おすすめなのは『エッセンシャル思考』なんですけど。

 

どちらかと言えば、さきほどの考えに至らせてくれた本は『エッセンシャル思考』なんですけど。

 

エッセンシャル思考』を読んで、私なりのトレード戦略が固まってきたんですよね。

現在のトレード戦略のベースを作ることができたんですよね。

 

今回の記事は、【マニュアル化フォーマット化】【お尻を決める】ことについて書きたかったので、『レバレッジ・シンキング』の方を紹介しました。

 

エッセンシャル思考』は、思考考え方が参考になり

レバレッジ・シンキング』は、この記事で紹介した小技や「すでにもってる知識の強化」という点で参考になりました。

 

エッセンシャル思考』については、また別の記事で書かせてもらうことにします。